異変を感じたら気軽に相談してみることがポイント

サイトメニュー

早期治療で社会復帰しよう

女性たち

薬物療法と心理療法が効果的です

高度に発達した情報化社会では、快適で便利に生活できるというメリットがあります。一方で、価値観の多様化や複雑化した人間関係はストレスを生み、心の安定を保つことが非常に難しくなっています。過剰なストレスは気分の落ち込みや強い不安感を招き、仕事への意欲がわかないといった症状に苦しまされる人が大勢います。しかしこのような症状があっても殆どの人は数日で回復していくので、大きな問題となることはありません。しかし中には数週間もの間、同じような症状が続く人がいます。そのような人は、うつ病をはじめとする心の病を患っている可能性があるので注意が必要です。特にうつ病は今や100万人を超える勢いで増え続けています。もし意欲がわかないなどの症状が続いたら、できるだけ早いうちに専門医の診察を受けましょう。うつ病の治療は一般的に抗うつ剤などを使用した薬物療法が中心となります。うつ病患者の多くは、セロトニンやアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が減少しているので、薬の効果でコントロールしていきます。さらにこの病気になる人は共通した性格や気質を持っているので、心理療法による改善が期待できます。中でも認知行動療法は高い治療効果が期待できることから広く利用されています。

うつ病などの心の病を治療するのは精神科や心療内科です。ここでは、専門医による適切な治療が受けられるので安心して任せられます。まず初診では仕事や毎日の生活に意欲がわかないと感じるようになるまでの経過について説明しなければなりません。もし自分で詳しく話せる自信がなければ、家族や身近な人に付き添ってもらいましょう。そのほうが今後の治療方針を立てやすいだけでなく、正確な治療ができるので回復も早まります。そしてこの病気は早期に治療を開始できれば、その分だけ早く社会復帰ができますが、中には3年から5年以上治療を続けなければならないケースもあります。症状の程度によっては休職したり退職しなければならないこともあるので、あらかじめ職場の上司と相談しておきましょう。さらに意欲がわかないのは全て自分の責任と考え、病気であることをなかなか認めたがらない人がいます。そのような患者が家族にいる人は専門の相談窓口があるので、問い合わせてみましょう。適切なアドバイスをしてくれるだけでなく、必要に応じて医療機関への紹介もしてくれます。そしてうつ病の治療は健康保険の対象となるので、それ程高額な医療費は必要ではありませんが、長期間の通院となれば話は別です。各種支援制度を積極的に利用しましょう。